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いなほ

いなほは南棟の一番西側にあるゾーンです。10名の入所者と1名のショートステイ利用者の11名が2つのリビングに分かれて生活をしています。自分で動いたり喋ったりする方も多く、いつも賑やかなゾーンです。散歩が好きな方も多く、奥のリビングに面した中庭や施設内を散歩中の利用者に会うことがあるかもしれません。

活動では紙すきとフェルトのグループに分かれての製作、利用者一人ひとりに合わせた活動を行う個別活動、ドライブを定期的に行っています。その他にも季節を感じられるような活動等を企画して行っています。先日は鯉のぼり製作を行いました。塗りたい色を選んだり、皆で分担して大きな紙に色塗りをしたりして、楽しく鯉のぼり作りができました。

鯉のぼり作り

外出はコロナの影響を受けて現在も制限のある外出となっていますが、その中でも施設ではできない体験ができるようにたくさん企画をしていきたいと思います。

昨年度ゾーンの職員がガラッと入れ替わり、今年二年目となりました。『日常生活の細かな部分も観察することを習慣にする』という昨年の目標を引き続き心に留め、職員同士がより活発にコミュニケーションをとり、利用者の理解を深めていくことに繋げていきたいと思います。そうして、利用者の生活がより楽しく、気持ちのいいものになったらいいなと思います。