つばさ静岡内で起きた食中毒のお詫びとご報告
関係者 各位
平素より、つばさ静岡へのご支援、ご協力に感謝いたします。
さて、この度つばさ静岡内で起こりました食中毒について、お詫びいたしますとともに、ご報告申し上げます。
今回の発端は、6月17日に職員に血便を認め、翌日入所利用者様2名に血便が出現、さらに3名の職員に血便や下痢を認め、このうち5名より病原性大腸菌O26を検出いたしました。保健所に届け出た上で、二次感染予防のために病者の隔離とともに、一時ゾーンを隔離いたしました(かえで、のどか)。
その後、いなほゾーンにも下痢をした方が何名か見られ(6月21日~25日)、便の検査を提出しましたが、病原性大腸菌O26を検出することはなく、どの方も1日程度の軽度な症状であったため、この菌によるものとは考えられませんでした(菌が判明するまでゾーン隔離いたしました)。
保健所の精査によって、6月13日の昼食の食材より同菌が検出されたとのことで、食中毒の認定がなされました(7月9日)。
6月26日の時点ですべての方が、体調を回復され、幸い重篤な感染者や二次感染者を出すことなく、現在事態は収束いたしております。
利用者様とご家族にはたいへんなご迷惑とご心配をおかけしました。たいへん申し訳ありませんでした。
今後は、より一層の安全な食事の提供に尽力するとともに、今回の件を反省し、利用者様のさらなる明るく楽しい支援に努めて参りますので、ご理解のほど、宜しくお願いいたします。
令和1年7月9日
社会福祉法人 小羊学園
つばさ静岡 施設長 山倉慎二